2025年、ティファニー(Tiffany & Co.)が異例の「年2回」の値上げを実施へ――。
今年1月17日に続き、2025年6月2日(月)にも一部商品の価格が平均約5%引き上げられることが公式に発表されました。これにより、人気のTスマイルやTワン、エルサ・ペレッティなど、定番ジュエリーにも再び価格改定の波が及ぶと見られています。
本記事では、話題のティファニー値上げ2025に関するすべての情報を網羅。6月の最新値上げ内容はもちろん、1月実施分の詳細、改定の背景や今後の価格動向、お得な購入タイミングの見極め方まで、ティファニー愛用者・検討中の方に役立つ内容をわかりやすく解説します。
📘 目次|
1. 【2025年最新】6月2日ティファニー値上げ後の価格予測一覧
2025年6月2日に予定されているティファニーの価格改定について、現時点では詳細な対象商品リストは公表されていませんが、公式発表では「一部商品を平均約5%値上げする」ことが明言されています。
そこで本章では、1月に改定された主要商品の定価を基に、想定される価格上昇後の金額をあらかじめ予測一覧として整理しました。値上げ前の購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
商品カテゴリ・商品名 | 1月定価(税込) | 6月予測価格(税込) | 値上げ率 | 値上げ額 |
---|---|---|---|---|
Tスマイル・ペンダント(ミニ)YG | ¥128,700 | ¥135,200 | +5.0% | +¥6,500 |
Tスマイル・ブレスレット WG×ダイヤ | ¥561,000 | ¥590,900 | +5.3% | +¥29,900 |
Tワン・リング RG×ダイヤ | ¥841,500 | ¥889,200 | +5.7% | +¥47,700 |
ペレッティ・バイザヤード ペンダント RG(0.03ct) | ¥163,900 | ¥172,000 | +4.9% | +¥8,100 |
リターントゥT・ハートタグ ペンダント YG | ¥220,000 | ¥230,800 | +4.9% | +¥10,800 |
※上記は現在時点での予測価格となります。正式な価格は2025年6月2日以降、ティファニー公式にて発表され次第、当記事でも随時更新いたします。
2. 【前回比較】1月17日値上げの対象商品と価格一覧
ティファニーは2025年1月17日(金)に、ほぼ全商品を対象とした平均6.4%の価格改定を実施しました。特に「Tスマイル」「Tワン」「バイザヤード」「リターントゥティファニー」などの定番人気シリーズにおいて、実際にどれほど価格が上昇したのか、以下に代表モデルの価格変動をまとめています。
商品カテゴリ・商品名 | 改定前価格(税込) | 1月17日後価格(税込) | 値上げ率 | 値上げ額 |
---|---|---|---|---|
Tスマイル・ペンダント(ミニ)YG | ¥122,100 | ¥128,700 | +5.41% | +¥6,600 |
Tスマイル・ペンダント(スモール)WG | ¥191,400 | ¥203,500 | +6.32% | +¥12,100 |
Tワン・リング RG×ダイヤ | ¥797,500 | ¥841,500 | +5.52% | +¥44,000 |
バイザヤード・ペンダント RG(0.03ct) | ¥152,900 | ¥163,900 | +7.19% | +¥11,000 |
リターントゥT・ハートタグ ペンダント YG | ¥220,000 | ¥236,500 | +7.50% | +¥16,500 |
この1月のティファニー値上げ2025第一弾では、特定シリーズに限らず、リング・ネックレス・ブレスレット・ピアスといった主力カテゴリ全体に価格改定が波及しました。一部のシルバー製品などは当初据え置きだったものの、後日2%前後の追加入りとなった点も見逃せません。
また、価格上昇は素材やダイヤモンド有無により差があり、ホワイトゴールド×ダイヤモンド系は比較的上昇率が高い傾向にありました。
3. ティファニー値上げの背景とブランド戦略
2025年に入り、ティファニーは異例の年2回の価格改定に踏み切りました。この背景には、単なる物価上昇だけでなく、ブランド戦略・原材料コスト・為替・市場動向など、複数の要因が絡んでいます。
3-1. 原材料費と製造コストの上昇
ジュエリー製品の主な構成要素であるゴールド・プラチナ・ダイヤモンドは、世界的な需給バランスの影響を受けやすく、2024年から2025年にかけて価格が継続的に上昇しています。また、熟練職人によるハンドメイド工程やサステナブルなサプライチェーンを維持するには、人件費や運送コストの上昇も大きな負担となります。
3-2. 為替レートの変動と日本市場の価格調整
ティファニーは米国ブランドであり、日本市場では為替(円安・円高)による影響が価格に直結します。2024年後半から円高に転じたものの、ティファニー本国での定価引き上げの動きが強く、結果として日本国内でも価格改定が行われました。
為替だけでなく、グローバル価格の均一化(プライスアライメント)を重視するLVMHグループの方針も背景にあります。
3-3. ブランド価値と資産性の維持戦略
ティファニーは「一生もの」「投資としてのジュエリー」といったブランドポジションを築いてきました。価格を安易に下げることはせず、あえて値上げによって資産性と希少性を保つ戦略をとるのがティファニーの特徴です。
特に、TスマイルやTワンなど定番ラインは中古市場でも高値安定しており、ブランド全体の価値維持の観点からも、段階的な価格引き上げは不可避といえるでしょう。
4. 【購入ガイド】値上げ前にお得にティファニーを手に入れる方法
ティファニーの価格改定は、公式に発表されたその瞬間から「値上げ済み」となり、旧価格での購入チャンスは非常に限られた短期間しか存在しません。ここでは、2025年6月2日の再値上げ前に、少しでもお得にティファニー製品を手に入れるための具体的な方法をご紹介します。
4-1. 正規店(ブティック)での早期購入が最も確実
価格改定は全国のティファニーブティックおよび公式オンラインストアに一斉適用されます。よって、値上げ前に購入したい場合は、6月1日(日)までにブティックにて在庫確認・即決購入するのが確実です。
特に人気シリーズは在庫が切れやすく、再入荷後は新価格適用になるため、早めの店頭訪問・電話予約が効果的です。
4-2. オンライン購入は「注文完了時点の価格」が適用される
ティファニーの公式オンラインストアでは、カートに入れるだけでは価格確定とはならず、「注文確定」までが旧価格適用の条件です。6月1日23:59までに支払いを完了させれば旧価格が適用されますが、深夜帯はアクセス集中やシステム混雑も予想されるため、できるだけ早めに注文を完了させることをおすすめします。
4-3. 並行輸入・海外通販は為替次第で価格差が出ることも
SSENSEやNet-a-Porterなどの海外正規セレクト通販サイトでは、日本国内よりも若干安く販売されている場合があります。ただし、輸入消費税・送料・保証の有無・関税リスクなどを加味すると、あくまで慣れている人向けの選択肢となります。安心・確実さを重視するなら、国内購入が無難です。
4-4. 中古・アウトレット購入時は「真贋保証」と価格相場に注意
中古市場では、ティファニー製品の人気モデルが数多く流通しています。特に「Tスマイル」「バイザヤード」は、状態が良ければ値上げ後でも割安感あります。ただし、フリマアプリや個人出品には偽物(コピー品)も混在しているため、必ず真贋保証のある販売店(例:ブランドオフ、コメ兵)を利用しましょう。
5. よくある質問(FAQ)
Q1. ティファニーは今後も値上げを続けるのでしょうか?
A. ティファニーを含むLVMHグループの傾向として、年1回〜2回の定期的な価格改定が定着しつつあります。特にゴールドやダイヤモンドなど原材料価格が安定しない状況下では、今後も年1回以上の値上げは続くと見られます。
Q2. 日本以外でもティファニーは値上げしていますか?
A. はい。アメリカ・ヨーロッパ・アジア圏でも、2024年末から2025年にかけて順次価格改定が行われています。日本は為替の影響により、やや遅れて反映されるケースが多いですが、グローバルで価格水準の均一化が進行中です。
Q3. 値上げ前に予約した商品は旧価格で買えますか?
A. 原則として、注文が確定した時点の価格が適用されます。特にオンラインストアでは、カートに入れているだけでは価格は確定されないため注意が必要です。予約や取り置きを希望する場合は、直接店舗に問い合わせましょう。
Q4. 中古市場の価格にも影響はありますか?
A. あります。定価が上がると、中古・リユース品の相場も一定の影響を受けて上昇します。特にTスマイルやTワンなどの人気モデルは、価格改定後に中古相場が1〜2万円以上アップすることもあります。
Q5. ティファニーの安い時期はいつですか?
A. ティファニーは基本的にセールを行わないブランドですが、過去の傾向としては「1月・7月・12月」に価格調整や限定イベントが実施されることがあります。ただし、セール開催は不定期かつ非公開で行われることが多いため、ティファニーの公式オンラインストアやSNSアカウントをこまめにチェックするのがおすすめです。
Q6. ティファニーとカルティエはどちらが上ですか?
A. ティファニーもカルティエも、世界的に評価の高いハイジュエリーブランドであり、「どちらが上か」は目的や価値観によって異なります。
- ティファニーは、アメリカ発でシンプル・モダン・洗練されたデザインに強みがあり、「Tスマイル」「バイザヤード」など若年層にも人気。
- カルティエは、フランス王室御用達の歴史を持ち、「ラブ」「トリニティ」「パンテール」などクラシックで格式あるデザインに強みを持ちます。
資産性やリセールバリューではカルティエがやや優位とされる傾向もありますが、普段使いしやすさ・ギフト需要・ブランドイメージではティファニーも根強い支持があります。最終的には「ライフスタイルやファッションとの相性」で選ぶのがベストです。
6. まとめ|ティファニー値上げ2025は“買い時”の見極めがカギ
2025年はティファニーにとって、年2回の値上げが実施される異例の年となりました。1月の平均+6.4%、そして6月2日には一部商品が平均+5%前後の再値上げ予定。ブランド価値を維持しながら、資産性の高いジュエリーとしての立ち位置を確立していくティファニーにとって、この価格戦略は今後も継続されると見られます。
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